今日は
「子どものアレルギーを考える会
　　　　　（Poco a Poco)」の学習会がありました。

今月は、中標津こどもクリニックの栗山Drを招いて
「アレルギーと検査のはなし」をしてもらいました。



最近、食物アレルギーが話題になっています。

血液検査を希望する親も増えてますが、
その際、特定の食物に対してアレルギー反応が出て
「これは食べてはダメ！」と完全除去食にしてしまうと
その後どうやって除去食を解除していくかが大きな問題になっています。

なかなか、負荷試験をやってくれる病院もありませんし、
食物アレルギーの子どもを持つ親は本当に困ります・・・

やはり大事なのは、
親が「どの程度食べたらアレルギー反応が出るか」を
しっかり把握しておくことです。

アナフィラキシーを起こすくらいの大変な反応があったときは別として、
「ちょっと赤くなる」くらいで
完全除去食にしてしまうのはかえって危険です。
なぜなら、完全除去をしていて、
その後間違って口にしてしまったときには
アナフィラキシーを起こす危険が高いから。

親として「どの程度なら大丈夫」というラインを見極めれば
様子を見ながら、だましだまし食べていくことで
治っていくことが多いそうです。

今回は少人数だったので
いろいろ質問もたくさんでき、いい勉強の機会になりました。

栗山先生、お忙しい中ありがとうございました。


次回のポコアポコは
６月１０日（火）10：00〜12：00
「子どもにも安心！虫よけスプレーを作ろう！」です。

ポコ会員以外の方も参加できます。
（会場費２００円+材料費（人数割り）がかかります）

参加ご希望の方は　るるる　72-3259　までご連絡ください。

（　しずか　）